(2021年11月25日 私のメルマガ記事より抜粋)
こんにちは! 伊藤佳紀(Yoshiki)です。
昨日は、FRBパウエル議長の再任などで4年8か月ぶりの円安となりました。
日本が休みで、商いが少なかったというのもあったでしょう。
しかし、16時のドン下げは、かなり例のロンドン筋の仕掛けがあったと個人的には見ています。
以前書きましたが、彼らがツルむと厄介です。
さて、、
FXで、 「パーフェクトオーダー」 という概念があるのはご存知のことと思います。
短期・中期・長期の移動平均線が綺麗に並んだ状態のことです。
例えば、20MA、75MA、200MA(MA=移動平均線)等が有名ですね。
こういう状態になった時、その方向への順張りが有力な戦術となっています。
例えば、情報教材で言うと、デイトレ大百科などがパーフェクトオーダーを取り込んだ教材ですね。
しかし、パーフェクトオーダーだけでは十分ではなく、色々なフィルター(オシレータ系指標や一目均衡表などなど)を組み合わせて精度を上げているわけですね。
パーフェクトオーダーは、これはこれで勿論有力だと思うのですが、私は、
マイ・パーフェクトオーダー
という概念をご提案したいと思います。
これは、
自分に合った指標を3つ選び、それを中核として戦術を組み立てる
というものです。
(なぜ「3」なのかについては、また別の機会でお話したいと思います。
これは移動平均線に限りません。ごく一例ですが、
25MA
酒田五法(ローソク足の法則)
エンベロープ
でもいいし、
トワイライトゾーン
(奥村尚のトワイライトゾーンという教材で扱うゾーントレードです)
平均足スムーズド
20MA
でもいいわけです。
とにかく、
自分で決めたもの
自分に合ったもの
が大事で、これが生きた相場に効いてくると思っています。
何を選ぶかは、これはたとえプロであっても人によってマチマチでしょう。
昔、ロシアバルチック艦隊を破った名参謀、秋山真之が海軍大学の教鞭に立った時、殆どの学生は、素晴らしい戦略や戦術を教えてもらえると期待していました。
しかし彼が言ったのは、
「私から学ぼうと思わんでください。
実戦(演習)を通じて諸君が自分で学び取ったものこそが最善の戦術なのです。」
それを皆さんと ともに 考えていきたいと思います。」
という言葉でした。
有名な「T字戦法」などはそこから出てきたもので、それが正しかったことは後で分かりました。
それに似たような感じです。
ぜひ、皆さんの「マイ・パーフェクトオーダー」を探していただくと、いいことがあるように思います。
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