北朝鮮戦争シナリオ&シミュレーションと為替
米朝会談中止とチャンプミサイル (2018年5月25日発信)
トランプの歌と為替 (2018年5月17日発信)
変なタイトルになってしまいました。(笑)
この前、シンガポールに場所が決まり、米朝会談が順調に行われそうということで舞い上がり、
ポッ、ポッ、ポー
とか、演説で、訳の分からない歌を歌ってた (アメリカの何かの番組の音楽でしょうか?) トランプですが、昨日、キムから冷水を浴びされました。
多分、米韓演習のことはどうでもよくて、やはり米側の核即廃棄の要求が強すぎ、ちょっと予想を超えていたのでは?
あと、習さんへのラブコール(ていうか、お助けコール)なのでは?
いずれにしても、ここで緩んでは意味がないので、冷静に、今まで通りの対応を続けるべきですね。
でも、ある程度(核廃棄までの)時間の猶予も譲歩しないと、決裂する可能性があります。
どこまで許容力があるか、トランプの腕が試されるところでしょう。
前にも書きましたが、決裂すると相場も大変です。
昨日は、相場は、イタリアのほうに目が移っていて、北朝鮮のほうは静観状態でしたが、これからいろいろ予断を許しませんね。
トランプ・キム会談はSかUか (2018年4月28日発信)
昨日は歴史的な1日でしたね。
南北対談、、 僕も生で見てましたが、ちょっとキムを見直しました。
ムン大統領が
『私はいつ北に渡れるのでしょうか?』
という問いに、
『じゃあ、今渡りましょう。』
と返して、大統領の手を取って北に跨いだキムさん (おっと初めて、「さん」づけしてしまった。(笑)) の会話センスは素晴らしかったと思います。
(ニュースではサプライズと言ってましたが、準備していた可能性もあります。それでもいいでしょう。)
あと、国連の青い橋の上で長い間二人だけで話していた場面が生で流され、アレは良かったですねえ。
僕の予感では、米朝会談を含めたこれからの朝鮮半島の歴史はあの橋の上での15分で決まったという気がします。
ところで、トランプとキムの対談は、どこだ?
と話題ですね。
そもそも北の政府専用機は5000キロしか飛べない(笑ってはいけません)ので、場所は限られます。
最新のニュースでは、シンガポール か ウランバートル - という噂があります。
でも、ウランバートルって、ちゃんと警護できるのかな、とちょっと不安になります。
いずれにしても、良い方向に進みつつあるのではないかと感じます。
色々反対意見を言う人もいますが、まず話をしなければ前に進みませんよね。
FXの方は、来週は、FRBや雇用統計など重要イベント満載です。
日本はゴールデンウィークなので、取り組みやすいですよね。
張り切っていきましょう!
(^_-)-
第三次世界大戦の可能性もあるか シリア危機 (2018年4月12日発信)
なんか北朝鮮問題が霞むような事態になってきました。
シリアで。
トランプのおっさんがロシアの外交官に挑発されて昨日、
「準備をしろロシア、なぜなら素晴らしくて新型で『スマート』なミサイルがやって来るからだ。」
と吠えました。
まるで がきんちょのジャイアンみたいですね。
まあ、本人はいよいよ自分の弁護士に家宅捜査が入って、あるいは、自分の周りの人間がどんどん辞めて行って
「そして誰もいなくなった」
状態になりそうからか、ストレスが溜まりまくってるんだと思いますが。
しかし、今回のシリア危機は結構深刻です。
この前はアメリカが単独で奇襲したため、大事にはならなかったですが、今度は英仏も「参戦」予告しています。
相場も激変する可能性がありますから、ストップをしっかり入れておく必要があるでしょう。
ロシアの高官は「迎撃する」と言っています。
今度は前回と違い、「奇襲」じゃないですから、準備期間があります。
迎撃する可能性も少なからずあるんじゃないでしょうか。
これってやばくないっすか?
ロシアのマジ迎撃は。
あのトランプのことだから、やられたら倍にして返すと思われ、そうなるとどこまでエスカレートするやら。
言いたくはないですが、第三次世界大戦勃発の可能性もないではないでしょう。
とにかく、何度も書いてますが、あのジャイアン(=トランプ)を早く引きずりおろさないと、世界が滅茶苦茶になりそうです。
まあ、今度のトランプ弁護士家宅捜査は、ここまでやるからには検察も捜査段階を相当進めていると見てましたが、、
二ュースによると、資金洗浄・詐欺・選挙違反、そして最終的にはロシアと共謀による選挙介入で国家反逆(?)
(おっと、セクハラ、いや、強制猥褻もあったか。)
まで睨んでるという噂もありますから、要注目です。
Facebookも捜査に協力するらしいし。
本人は、伝家の宝刀でニクソンみたく検察トップを解任とか言ってますが、、
よくアメリカ国民、、 黙ってますねえ。
(黙ってないか・・)
いよいよ、安倍トラ仲良く辞任も近いか?
いや、、 安倍さんは可能性あっても、ヤツ(=トランプ)が辞任するとは到底思えませんね。
僕も、ゴキブリ並みのしぶとさだけは一目置いています。(笑)
トランプ貿易戦争開戦 (2018年3月24日発信)
トランプのおっさんがやってくれましたね。
貿易戦争開戦。
株関係の人は結構、青くなってる人もいるようです。
この前、ペンシルバニアの下院補選(共和党の牙城)で負けて、今度の中間選挙に危機感を持ち、さぞかし必死なんでしょう。
分かり易い奴です。(笑)
一つ言えるのは、これでほぼ、アベノミクスに引導が渡されたこと。
すでにほとんど終わってたところ、、 仲良しトランプにとどめを刺された感じです。
トランプに、
「(アベの笑みは)『こんなに長い間、米国を(貿易で)出し抜けたなんて信じられない』という笑みだ。」
と言われ、
国内ではサガワとアキエ奥さんに翻弄され、、
安倍さん、大変です。
「健康上の理由で・・・」
なんてことに再びならないよう、十分注意をしてもらいたいものです。
で、今後の世界はちょっとやばいですね。
貿易戦争もあるし、
北朝鮮との本物の戦争問題も、大統領補佐官(国家安全保障担当)に強硬派のボルトンを指名したことも結構やばいです。
北朝鮮軍事攻撃擁護派ですからね。
いずれにしてもFX的には、リスクオフの動きを常に頭に置いておかねばなりません。
米朝会談がポシャったりすると、ヘタすると100円切りもありうるかもしれませんね。
通貨ペア的にはスイスフランなんか、面白くなるかもしれません。
Bloody Nose (2018年2月19日発信)
ご存知のように、平昌オリンピックをきっかけにした南北朝鮮の融和が文大統領によって進められようとしていますが、
これに ? 印の目を向ける人が大勢います。
というか、? 印 の人のほうが多いでしょう。
韓国内でも2分されているようです。
僕が恐れるのは、前にも書いた「祭の後のなんちゃら」で、、
これが終わった後が怖い。
タイミングよくっていうか、故意なのか、米艦合同軍事演習も始まります。
人間の男と女もそうですが、一旦くっつきそうになったものが離れると、関係は以前より冷えこむというのが常道です。
ニュースで言われているように、アメリカでは、Bloody Nose という、
ミサイル施設や発射台などに限定的な攻撃を加えて、つまり鼻にパンチを加えて鼻血を出させる( Bloody Nose ) - それによって目を覚まさせる - 作戦が公に囁かれていますが、
今度北がミサイルを発射しようとしたりすると、アメリカはこれは自国への脅威とみなし(実際、確かに、これに核弾頭が乗っていてロスを狙っていないという保証はありません)、
先制攻撃、あるいは 迎撃する
可能性が少なからずあると思っています。「自衛権の行使」ですから、国連、中・ロもヘッタクレもないでしょう。
アメリカのある政府高官の、
「あなたがた(北朝鮮)は実験だと思っていても我々はそうは思わない。どうかそれを分かってほしい。」
という言葉は、かなり迫力ありますね。
(2017年2月13日 朝鮮中央テレビ放映の画像より)
米でBloodyNoseを唱える者の論理は、キムは理性的に考える男なので、自らを破滅させる全面反撃はしないだろうというもののようですが、それは果たしてそうなのでしょうか?
もしそうでなかった場合は、もう 戦争 です。
まあ、米軍は今頃、そうなった場合100%勝つため、できるだけ被害を少なくするため、の作戦を練っているのでしょうが。
やはり、何回か書いた
4月16日の新月の日(あたり)がXデー
というのは荒唐無稽な話ではないと思います。
軍事的には、SM6と、レーザーによる迎撃 が可能になると、かなり話が変わってくるように思いますが、
でも、もし今年の4月とかいう時期だと、まだ実戦使用には厳しいでしょうね・・・
お知らせ:
有力な裁量系FXノウハウがリリースされています。 ↓
ダントツのう●つき王が核のボタンを握る国って一体 (2018年1月22日発信)
21日付のワシントン・ポストによると、トランプが政権発足から1年間でついたうそや誤解を招く主張が2140件に上ったらしいですね。
1日平均で5~9回という勘定になります。
これが事実だとすれば、どう見ても、歴代米大統領、、 いやエジプト時代以来の世界史に現れる大統領・首相等国家代表を合わせても、ダントツ1位じゃないでしょうか?
ヒトラーも(あのヒゲ面で)、
「ははぁ、おみそれしましたっ。 m(__)m 」
状態でしょうね。
ちょっとYahooニュースから、記事を抜粋してみます。 ↓
最近の例では、トランプ政権の税制改革をめぐって「米国史上最大の減税」と57回主張したが、財務省の統計によると、実際には史上8番目の規模。また、ロシアの2016年米大統領選への介入についても、44回にわたり「民主党のでっち上げ」などと語っているが、米情報機関は「高い信頼度で介入はあった」と分析している。
うその多くは原稿なしの演説やツイッターでみられる。誤りを指摘されても、そのまま続けることが多く、同紙は「繰り返せば本当らしく聞こえると考えているのだろう」と指摘している。
ぷっ (笑)
・・・ と笑ってる場合じゃありません。
こんなヤツが核のボタンを握ってるんですよ。
しかも、撃ったら確実に日本に報復弾が飛んでくる核の。
こんなんでいいんでしょうか?
アメリカ国民さん、早く目を覚ましてください。(もうとっくに覚ましてるか・・)
五輪後の反動がやばい 北朝鮮 (2018年1月14日発信)
寒い日が続きますね。
平昌冬季オリンピックは、この寒さのおかげで良いコンディションになっているようです。
その平昌五輪で、南北が融和モード。
トランプはこれに乗った ふり をしていますが、
僕は、この融和モードが終わった後、その反動が怖いと思っています。
あのおっさん(=トランプ)、、
「肥溜め」発言やポルノ女優不倫の口止め買収問題等でとても大統領とは思えないことを連発してますが、
これは今に始まったことじゃないので置いておいて、、
(それにしてもよくこんなの(失礼)を大統領に選んだもんだ・・)
融和モードの裏で北朝鮮先制攻撃計画を練っているようです。
今や米国民が軍事攻撃支持に傾いてますので、相当やばいです。
そしてこれはトランプじゃなくても(弾劾されても)、共和党系大統領なら似たような選択をしそうなのでよけいやばいです。
その計画の一部は例えば・・
ミサイルはブースト段階は速度も遅く撃ち落としやすいので、それを無人攻撃機の空対空ミサイルで撃ち落とす案。
これは実現できれば相当有望だと見ますが、そもそも無人攻撃機って、電波妨害を受けるとどうなるんだろう、とか、色々 ? 印が浮かんできます。
あと、移動式発射台とか、なかなか全てを捉えきれないので、広域をカバーする核を使ってしまえ、とか、
とんでもない話もマジで出ているようです。
昨日、核攻撃の基準緩和のニュースが流れましたが、それに連動しているようで不気味ですね。
いずれにしても、五輪後の米韓合同軍事演習あたりに山場を迎えそうです。
為替も動くでしょう。
以前書いた、Xデー=4月16日(新月の日)が外れてくれることを祈ります。
でも、ま、、
いつも書いていますが、心配ばかりしても仕方ないので、(FXも含めて)今の仕事に集中しましょう。
(^^)
☆
米経済絶好調 と今後の危険について (2017年12月21日発信)
米税制改革法案が決まり、今日未明の中古住宅販売件数も大きな伸び。
アメリカ経済は絶好調の様相ですね。
(法案可決を織り込み済 等の理由のため、ダウや、ユーロなどに対するドルは下げてますが)
しかし、僕はこれを、浮かれるほどの話だとは全然思っていません。
まず、税制改革が本当にうまくいくのか?
もし逆に行った場合は財政ばっかりが赤字を重ね、まずいことになります。
ま、この点は日本はもっとひどいので、人のことを言えたギリではないですが。(笑)
でも、アメリカ人は日本みたく甘くないですからね。
そして、一部ヒョーロン家も言っていますが、これで内政で一成果をあげたトランプは次に外交に本腰を入れてきます。
その本命は、当然、北朝鮮。
今までにも書いてきましたが、これから非常に危険な綱渡りが続くと思われます。
今にして思えば、、
安倍さんが選挙を早めに終え、
トランプがクリスマスまでに法案を通した、
そして
習さんが難民キャンプを造成し始めた
こと、、
ヘタすると、この3人はもう夏頃から「有事」を織り込んでいる(た)のかも?
軍事的には、米軍が
北のミサイルを発射前に叩く
方法を本腰でやり始めたとのことですが、これは本当に実現すれば、かなり有利になりますね。
ただ、、 ニュースではサイバー攻撃や電磁パルス攻撃をあげていましたが、これは殆ど北も織り込み済みでしょうから、あまり期待はできないと思っています。
しかし米軍の力は計り知れないので、前にもちょっと触れましたが、とんでもない新兵器があるのかも?
いずれにしても、オバマ時代の空白の8年が痛すぎた・・
今のことを5~6年前にやっておくべきでした。
いつもトランプの悪口ばかり書いていますが、(笑) 北朝鮮政策だけは、オバマを非難するトランプの肩を持ちたくなります。
このまま核を1000発も持たれては、韓国併合は当然、日本にも食指を伸ばしてくる可能性もあります。
それよりも前に、金に困った北は、イスラムやテロ組織に核を売る可能性も大です。
今日は、「織り込み済み」がテーマになってしまいました。(笑)
北への怖ろしい2つの軍事シナリオが明かされましたね (2017年12月16日発信)
もともと、既に6月くらいから、中国と米国の間で、水面下で、
軍事攻撃時の擦り合わせがされていたことが明らかになりました。
それは大きく下の2点で、、
1 核の確保
2 難民への対応
大体予想されていたことと一致します。
特に、1 核の確保 が超重要で、この事案はこの1点に尽きるといっても過言ではないでしょう。
ただ、実際には非常に難しく、間を縫って核ミサイルが飛んでくることは覚悟しないといけない、
と、僕も今まで書いてきました。
ところで、タイトルに書いた
「北への怖ろしい2つの軍事シナリオ」
とは、、 米軍が、
ケース1
完全な奇襲攻撃を行う。この場合は韓国在住の米国民も避難させない
ケース2
韓国への軍増強をじりじり行っていく。その過程で米国民も避難させる
軍事的にはケース1のほうが効果があるのは分かっていますが、これは、やったら、激ヤバです。
怖ろしいことになりそうです。
選ぶなら、普通はケース2でしょうが、
なにしろ「自分ファースト」のトランプですから、、
分かりません。
前に書いた
4月16日の新月の日
あたり、マジ想定準備をしていたほうがよいかもしれません。
ま、でも、 いつも書いていますが、心配ばかりしても仕方ないので、(FXも含めて)今の仕事に集中しましょう。
(^_-)-
北朝鮮のXデーについて (2017年12月7日発信)
トランプが相変わらず世界を描き回してますね。
昨日、エルサレムを首都に認定しました。
確かに公約で言ってたことではあるのですが、
ただ、、この前例のロシア疑惑でフリンが「ゲロするぞ発言」をした、その直後だということに、僕はある疑いを持っています。
フリンはおそらくクシュナー(トランプの娘婿)から指示を受けており、ユダヤ教徒であるそのクシュナーの悲願は
「エルサレムを首都に」
でした。
ということは、トランプから直接指示を受けたのはクシュナーで、彼がゲロしない限り、「トランプの直接指示」を立証できない可能性があります。
そのための口止め?
「クシュナー、悲願をかなえてやるから、ゲロるなよ。」
ということなのでは?
でも、司法のプロはそう甘くないでしょうから、どうなるか、今後が注目です。
あっちゃこっちゃで掻きまわしをしているトランプですが、
本命は北朝鮮です。
こっちがヤバいのは、トランプだけではなく、アメリカの世論が「北攻撃」に傾いていること。
いわばトランプが国民のお墨付きをもらっていることになり、攻撃によって支持率が上がるということになります。
それに例の「ロシア疑惑視線はずし」もあるし。
すでに、攻撃の可能性は、70% と僕は見ています。
(外れてくれればよいのですが・・)
そのXデーについて、
12月18日
(新月の日。米軍は暗視システムの優位性から新月に攻撃開始することが多い。)
が危ないとか、世界中で噂が飛び交っています。
確かに北は米に届くICBMだけでなく、核爆弾の量産に入ったようで、もう時間がありません。
が、僕は12/18の線は薄い、とみています。
海上臨検とかをやらないなら、以前書いたように1or2月の線もあったと思いましたが、それをやり、また、中国の動きも見る、また、冬季オリンピックもあるので、、
3月に最後の演習をして、、
本命は4月の新月の日。
4月16日
と推測します。
僕もそのXデーを意識して、金融機関に預けている分の現金化や防災チェックなど、準備をする予定です。
ま、、でも、
前にも書きましたが、心配ばかりしても仕方ないので、(FXも含めて)今の仕事に集中しましょう。
(^_-)-
対北朝鮮戦争のシミュレーション第2回です。
(第1回は、前回、「今回の米韓合同演習は殆ど本番に移行できるレベル (2017年10月16日発信)」に書きました。)
ここのところ、北のミサイルは沈黙していますが、全然油断できませんね。
トランプの日韓訪問時が危険です。
さて、、 前回の続きです。
この前、
『はっきり言って、(北朝鮮事案の)ポイントは次の3点に尽きます。
1 核弾頭のありか
2 移動式発射台の探知
3 ソウルへの砲撃阻止 』
と書いて、1についてお話しました。
1の途中まで書いたのですが、次の大事な仕事は、
防空網の破壊 (SEAD)
です。
これにはステルス機や無人機、アパッチヘリなど、あらゆる手段を用いて、
できれば1時間くらい以内に大体の目的を達成するのが望ましいです。
これが達成されれば各種攻撃機が敵地に侵入できます。
湾岸戦争の時から使われた、
「レーダーをわざと照射させてそのレーダーを叩く」
等の手段が取られるのですが、
守る方も攻める方も当時より技術が発達しているでしょうから、また、このあたりも最高機密でもあるでしょうから、我々から見れば、「やってみなければ分からない」 ところでしょう。
例えば、ステルスを迎撃する対空ミサイルが存在するという噂もあります。
次に、2 移動式発射台の探知 です。
北がミサイルを撃つ手段には、移動式発射台と飛行機、潜水艦があります。
飛行機は、米軍相手だと、大人と幼稚園児以上の差があるので、あっという間に撃墜でしょうから、殆ど無視していいと思います。
潜水艦の方は一応脅威ですが、これも、その水中探知能力は日米の相手ではなく、先に攻撃できるでしょう。
しかし、開戦初頭の、「相手が撃つかどうか分からない、こちらから激沈していいのか分からない」 ときにいきなり発射されるとヤバいです。
至近距離から撃たれるので、迎撃は非常に難しいでしょう。
で、やはり脅威の本命は、移動式発射台になると思います。
これについては、衛星で(戦時になればグローバルホーク等の無人偵察機でも)常時監視しているのですが、当然北も分かっているので、
木や(そういう意味では冬の方が攻撃側にとっては良いかもしれません) 民家で隠したり、偽物(デコイ)を沢山出したり、、
あるいは、トンネルを出る直前で準備をすべて済ませて、トンネルを出たらすぐに発射 - 等々の手を打って来るでしょうから、
前にも書いたように最初の一撃を捉えて無力化するのはかなり難しいかもしれません。
ただ、米軍の技術は相当発達しているので、
実践になるとどこまでできるのかは、これも、やってみなければ分からないでしょう。
発見しさえすれば、超音速爆撃機を使えば、恐らく(空母や韓国の基地から)5分以内位に発射台の場所近くまで到達するでしょうから、
あとは、ウィ~~ンとミサイルを立てて点火するのとの時間の競争になるでしょう。
いずれにしても、最初の一撃は、イージス艦などの「迎撃」に頼るしかないかもしれません。
一撃目は仕方ないとしても、以前にも書いたように、発射した場所を捉えてすぐに攻撃、2撃目を撃たせることはなんとしても阻止しなければなりません。
その後、防空網が破壊できれば、ジョイントスターズ(対地偵察機)を飛ばして捜し歩くことも可能になります。
(続く)
2017年10月16日以前の記事については、
をご参照ください。
FX関係お知らせ:
あのFX界の大ベストセラー、
が2017年12月限定で再販開始されています。
裁量系トップクラスのノウハウだと思いますので、これはと思う方はゲットしてみてください。
(^_-)-
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北朝鮮戦争シナリオ&シミュレーション第3回 (2017年11月21日発信)
とうとうトランプが北朝鮮をテロ支援国家指定しましたね。
反発は必須でしょう。
(その前に、亡命した北朝鮮兵士が、「韓国の歌が聞きたいです」と言えるほどまで回復したそうで。 ほんとによかった。)
問題なのは、米国本土を狙うICBM完成が、もうあと半年位になってしまっていることです。
前にも書きましたが、米国民の半数以上が軍事攻撃支持をしているし、その前にトランプが「自衛のため」に攻撃する可能性も十分にあると考えます。
まず僕が危険だと思っているのは、2018年の1~2月。
諸処の条件を考えわせると、まず、このあたりが危険と考えます。
となると、米軍は今までの例から言って、新月の日に攻撃開始することが多い。
(暗闇の中で昼のように戦闘できることは最先端の暗視システムを持つ米軍に有利です。)
2018年1月の新月の日は・・ 1月17日、2月は2月16日です。
何もないことを心から祈ります。
☆
対北朝鮮戦争のシミュレーション 第2回 (2017年10月25日発信)
で、第2回の続きです。
この前、
『はっきり言って、(北朝鮮事案の)ポイントは次の3点に尽きます。
1 核弾頭のありか
2 移動式発射台の探知
3 ソウルへの砲撃阻止 』
と書き、2までお話しました。
次に、3 ソウルへの砲撃阻止 です。
これに関しては以前にも触れました。
マティスさんが「ソウルの被害を最小限に抑える方法がある」と発言した件。
その方法について、3つ ↓ をあげました。
1 圧倒的な集中兵力で先制攻撃する
2 EMP(電磁パルス)攻撃を先に行い、一気に電子系を無力化する
3 何か誰も知らない新兵器がある
実際には、3つとも複合するのではないかと考えます。
EMP(電磁パルス)攻撃と言っても核によるものではなく、電磁パルス爆弾を使って、通信・発電系をまず麻痺させます。
指揮系統を分断するわけです。
分断は得意ですからね。(冗)
前に書いたように、最初の30分、、 いや、3分が全てです。
現場の指揮官が勝手にソウルへの砲撃を開始するとは考えられませんから、これがうまくいけば、キムの指令を現場に届かなくすることができる。
ただ、北も十分想定していますから、どこまでうまくいくか。
ソウルを狙うロケット砲などは地下に隠れていて、撃つときだけ出て来るか、イラクのときみたく、砲塔だけを突き出して撃ってくるか、、
いずれにしてもそれらを貫通弾等を使って壊滅させます。
(続く)
これより以前の記事は、北朝鮮有事シミュレーション(シナリオ)参照。